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フルリフォーム(全面リフォーム)にかかる費用は?築年数やリフォーム箇所、費用を抑えるポイントまで解説!

フルリフォームを検討中の方は必見

  • 「我が家をフルリフォームしたい」という方は、この記事で費用相場をチェック
  • フルリフォームの費用相場を知ると同時に、費用を抑えるポイントも把握できます
  • 「ポラス」なら、理想的なフルリフォームが実現可能です
古いマイホームを全面的に改装・修繕し、住み心地のよい我が家に作り直したい。そんなときに検討する方法が大規模な工事を施すフルリフォームです。
しかしフルリフォームにかかる費用とは、具体的にどれくらい必要となるのでしょうか?

今回の記事では、フルリフォームにかかる建物の築年数ごとや工事箇所ごとの費用相場、その他の諸経費、費用を抑えるためのポイントなどを徹底的にご紹介します。
 

目次

フルリフォーム(全面リフォーム)の費用相場は?

一般的にフルリフォームとは、住宅の基礎・柱・梁のみを残し、建物を新たに作り直す大規模な修繕・改装工事のことをいいます。
その費用相場は、建物の修繕に重点を置くのか、内装や外装の改装を重視するのかなど、施工範囲や内容によって大きく異なる点が特徴です。

築年数ごとのフルリフォーム(全面リフォーム)費用相場

フルリフォームの費用相場は、建物の築年数によって左右されます。ここからは「築10年以内」「築11年~20年以内」「築21年~30年以内」と築年数別の費用相場を見ていきましょう。
 

築年数10年以内の建物のリフォーム費用相場

築年数10年以内の築浅な建物はまだ状態も悪くないため、住宅のクリーニングや畳の表替え、設備などの修理・交換がリフォームのメインとなります。一般的な費用相場は10万円~20万円ほどです。
 

築年数11~20年以内の建物のリフォーム費用相場

築年数11年~20年以内の建物は、戸建てが屋根や外壁の塗装・修繕、水周りの設備交換、マンションが水周りの設備交換やクロスの張り替えなどをおこなう必要があります。一般的な費用相場は50万円~300万円ほどになるでしょう。
 

築年数21~30年以内の建物のリフォーム費用相場

築年数21年~30年以内の建物は、大規模な修繕・改装が必要になる時期を迎えています。建物を作り直すフルリフォームを実施するのにも、適したタイミングといえるでしょう。一般的な費用相場は150万円~600万円ほどです。

リフォーム箇所ごとのフルリフォーム(全面リフォーム)費用相場

ここからは、対象箇所ごとにかかる費用相場をご紹介します。
おもなリフォーム箇所とされる「バス・トイレ」「床・クロス」「キッチン」「間取り変更」「外壁塗装・屋根修繕」をピックアップしてみました。
 

バス・トイレのリフォーム費用相場

バス・トイレといった水回りのリフォームをおこなう場合、設備交換が一般的です。新たに設置する設備や範囲などによりその費用が大きく異なりますが、30万円~200万円ほどが相場となっています。
 

床・クロスのリフォーム費用相場

床・クロスをリフォームする場合、費用相場は7,400円~1万5,000円/㎡ほどとなります。床は無垢材や加工材、クロスは無地や珪藻土など、使用する素材に大きく左右される点が特徴です。
 

キッチンのリフォーム費用相場

設備機器の交換がメインとなるキッチンのリフォームも、選ぶ設備によって費用が異なります。最も多い価格帯は、全体の50%を占める50万円~150万円が相場です。
 

間取り変更でかかるリフォーム費用相場

間取り変更は、工事の範囲や内容で費用相場が大きく左右されます。壁の撤去や設置、水回りの移動、配管や電気工事などを伴う大規模な間取り変更をおこなうとなれば、500万円以上かかることも珍しくありません。
 

外壁塗装・屋根修繕のリフォーム費用相場

外壁塗装や屋根修繕の費用用場は、工事の範囲や使用する素材の影響を受けやすい箇所です。性能に優れた素材ほど費用が高額であり、一般的に60万円~200万円ほどとなっています。

その他フルリフォーム(全面リフォーム)でかかる費用

実際にフルリフォームをおこなう場合、住宅の修繕・改修といった工事費用の他にも、さまざまな費用がかかります。具体的には、どのような費用が必要になるのでしょうか?ここからは、その諸費用の種類や概要をご紹介します。
 

印紙代

工事請負契約書や住宅ローン契約書は、課税対象の書類になるため、印紙を貼って納税するように義務付けられています。契約金額によって印紙代が異なりますが、電子契約の場合、印紙代は必要ありません。
 

解体工事費

基礎・柱・梁だけを残すフルリフォームでは、建物の解体工事費も必要です。リフォームの場合、基本的に手作業による解体や廃材の分別をおこなう点や、業者の技術などによって費用が大きく左右されます。
 

仮住まいの費用

フルリフォームの期間中、建物での生活は不便を極めます。そのため仮住まいの用意が必要であり、その費用も計算に入れておくべきでしょう。費用の内訳は、仮住まいの契約金や工事期間中の家賃、往復の引っ越し代などです。
 

建物表題部変更登記

フルリフォームで床面積が変わる場合、建物表題部変更登記が必須です。一般的に土地家屋調査士へ手続きを依頼するのですが、その報酬が約10万円ほどかかります。
 

ローン利用で発生する費用

フルリフォームをおこなう際、住宅ローンを組むケースが大半です。住宅ローンを利用する場合、抵当権設定登記の費用・事務手数料・保証料といった各種費用もかかります。

フルリフォーム(全面リフォーム)の費用をおさえるポイント

大規模なリフォームをおこなうとなれば、高額の費用がかかってしまいます。
そのため、上手にコストカットする方法を知っておくべきです。ここからは、フルリフォームの費用を抑えるポイントをご紹介します。
 

リフォームで使用する材料や設備を注意して選ぶ

フルリフォームの費用を抑えるためには、使用する資材や新たな設備を厳選することです。導入する資材や設備の性能やデザインなど、その必要性をしっかりと検討してください。また、工事内容の優先順位や範囲を見直すことも重要なポイントになります。
 

補助金を活用する

フルリフォームの内容次第では、補助金制度を活用することが可能です。具体的には「長期優良住宅化リフォーム推進事業」「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」「各自治体のリフォーム関連助成金」などが挙げられます。
補助額は、工事内容や各制度ごとに異なるため、事前の確認が必要です。

フルリフォーム(全面リフォーム)の工事期間目安は?

フルリフォームをおこなう場合、費用とともに気になる点が工事期間です。これは、建物の構造や工事内容によって大きく異なります。
3LDKの戸建てを例にした場合、内装工事や設備の交換などのリフォームであれば、工事期間の目安は1ヶ月程度です。さらに、間取り変更や外壁塗装・屋根修繕などを追加すると3ヶ月以上かかることもあります。
 

フルリフォームは費用と工事内容のバランスを重視すること

住宅を全面的に改装・修繕するフルリフォームは、戸建ての費用相場が約400万円~2,500万円、マンションの費用相場が約250万円~1,500万円とされています。この金額の開きは、建物の築年数や工事内容・範囲などによって費用が大きく異なるためです。

また工事費用以外に、仮住まい費用や解体工事費、印紙代などが別途かかる点もポイントになります。
実際にフルリフォームをおこなう場合、使用する資材や設備の選び方に注意し、補助金を利用するなど、工事費用の負担を軽減するように努めるとよいでしょう。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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