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マンションリフォームの費用はどれくらい?相場や事例別のおすすめもご紹介

マンションリフォームの相場を知りたい人は注目

  • マンションリフォームをお考えの方は、この記事で費用相場をチェック
  • リフォーム事例をチェックすれば、施工内容ごとの費用を把握することが可能です
  • マンションリフォームの費用に関する情報も、業界No.1の「ポラス」にお任せください
 中古マンションを購入した場合、住んでいるマンションの築年数が古くなってきた場合、リフォームを検討する方々も多いはずです。その際に1番になる点といえば、やはり費用でしょう。

今回の記事では、マンションリフォームの費用相場をはじめ、費用別リフォームの事例、水回りや居室をリフォームする際の具体的な費用、築年数別おすすめのリフォームなどをご紹介します。

目次

マンションリフォームの相場

マンションリフォームを実施する場合、最も気になるポイントが費用です。リフォームにかかる値段は、工事内容や施工範囲、使用する資材や設備機器の品質、マンションの構造や劣化状況などに大きく影響されるため、ひとくくりにはできません。

一般的なリフォーム費用の目安としては、最も多い相場が50万円以上〜100万円未満といわれ、全体の約30%を占めています。費用分布を見た場合、100万円以上~500万円未満が約25%、500万円以上~1,000万円未満が約20%となっており、1,000万円を超えるケースは、全体の約3%です。

マンションの住まい全体をリフォームするときの費用

マンションを全体的にリフォームする際、費用相場は540万円ほどになります。ただし、費用は施工内容に大きく左右されることから、この費用相場は、あくまでも参考価格に過ぎません。
3LDKのマンションリフォームを例に挙げた場合、施工内容が内装全体になれば80万円〜150万円ほどが相場です。

また、内装全体と設備交換では180万円~450万円ほど、さらに間取り変更を加えれば300万円~700万円ほどになるでしょう。フルリフォームになれば500万円~1,000万円を超える費用が必要となります。

【費用別】マンションリフォームの例

マンションリフォームは、費用によって施工内容が大きく変わります。ここからは、費用ごとに可能なマンションリフォームの事例を見ていきましょう。それぞれ300万円以内、500万円以内、500万円以上の事例を集めてみました。
 

事例① 300万円以内で可能なリフォーム

リフォーム費用が300万円以内の場合、間取り変更の施工は難しいようです。過去の事例から見ると、部分的な施工が中心となります。具体的には、内装の張り替えや、キッチン・浴室・トイレ・洗面といった水回りの設備機器交換などが、おもなリフォーム内容です。ただし、使用する資材や設備機器の品質、種類にこだわれば、費用が300万円を超えてしまうケースも珍しくありません。
 

事例② 300万円~500万円以内で可能なリフォーム

一部の間取り変更も可能になるリフォーム費用が300万円~500万円以内の場合です。過去の事例から見ると、ある程度の全体的な施工が可能となります。具体的には、内装の張り替え、キッチン・浴室・トイレ・洗面といった水回りの設備機器交換に加え、一部の壁を取り除いて間取りを変えるなどが、おもなリフォーム内容です。また、和室から洋室に変更することもできます。ただし、柱や梁の関係から、壁を撤去できない物件もあるため、リフォーム前にマンションの構造を調べておくことが重要なポイントです。
 

事例③ 500万円以上で可能なリフォーム

500万円以上のリフォーム費用を用意できる場合、スケルトンリフォームが可能となります。
スケルトンリフォームとは、建物の柱や梁といった構造躯体のみを残し、すべての間取り変更や内装の張り替え、設備機器交換など、新築同様の施工をおこなうリフォームです。実際にかかる費用は、施工範囲、使用する壁材や床材などの資材、導入するキッチンや浴室などの設備機器、によって500万円~1,000万円以上と大幅に変わります。

マンションの水回りのリフォーム費用相場

マンションの水回りをリフォームする際、どの程度の費用が必要になるのでしょうか?ここからは、施工内容の対象を「一部分」「複数部分」「設備機器の設置移動」に分け、それぞれの目安となる費用相場をご紹介します。
 

一部分をリフォームする場合

水回りの一部分をリフォームする場合、システムキッチン交換の相場費用が50万円~150万円ほどとなっています。また、浴室が50万円~100万円ほど、トイレが15万円~50万円ほど、洗面台(洗面室)が10万円~50万円程度です。
 

複数部分をリフォームする場合

複数部分のリフォームは1ヵ所のみを施工するよりも、セット料金対応になることが多いため、費用を安価に抑えられる傾向にあります。たとえば、水回り3ヵ所セットの費用相場が70万円~150万円ほど、4ヵ所セットで90万円~200万円ほどです。
 

設備機器の位置を変更する場合

水回りの設備機器の位置を変更するリフォームは、レイアウトによって費用が大きく異なります。トイレを移動する場合20万円~60万円程度です。また、キッチンの交換・移動をおこなう場合100万円~200万円を見込んでおくべきでしょう。

マンションの居室のリフォーム

続いては、マンションの居室をリフォームする際に必要となる費用相場をケースごとに見ていきましょう。ここでも、施工内容の対象を「内装」「リビング・部屋」「間取りの変更」とに分けてご紹介します。
 

内装をリフォームする場合

居室の内装にかかるリフォーム費用相場は、壁紙の交換が3万円~10万円ほど、フローリングの交換が6万円~20万円ほどです。また、畳をフローリングを交換するケースでは10万円~25万円程度が相場となっています。
 

リビングや部屋をリフォームする場合

「内装のみ」「床暖房の設置」「洋室を和室に変更」など、リビングや部屋のリフォームは、施工内容の種類が幅広く分かれるため、費用相場にも大きな差が出ます。
リビングの場合15万円~150万円程度、部屋の場合15万円~60万円程度、洋室を和室に変更する場合30万円~60万円程度です。
 

間取りの変更

間取りの変更も、その成功範囲や内容によって費用相場が大きく異なります。間仕切り壁の設置・撤去が8万円~25万円ほど、リビング拡張が50万円~100万円ほど、間取りの変更になれば50万円~300万円ほどが一般的な相場です。

築年数別おすすめのマンションリフォーム

マンションリフォームは、築年数に適した施工や費用があることをご存じですか?そこでここからは、築年数ごとにおすすめのマンションリフォームをご紹介します。
 

築年数20年

築年数20年のマンションには、経年劣化が目立ち始める水回りのリフォームがおすすめです。費用相場は、設備機器全体で200万円ほどとなっています。
 

築年数30年

壁紙や床などの劣化が目につく築年数30年のマンションには、内装のリフォームが最適です。壁紙の交換が全体で50万円~250万円程度、床の張り替えが70万円~350万円程度で見ておきましょう。
 

築年数40年

築年数40年を超えるマンションは、間取り・内装・配管などをすべて施工するスケルトンリフォームをおすすめします。新築同様の部屋に生まれ変わるため600万円~1,000万円ほどが費用相場です。

マンションリフォームは無理のない予算計画が成功の秘訣

マンションリフォームの費用は50万円以上〜100万円以内が最も多い相場となっています。ただし、この金額は、あくまでも一般的な費用相場の目安に過ぎません。
部分リフォームや設備機器の交換、スケルトンリフォームなど、施工内容や施工範囲によっても大きく費用が異なることから、十分な予算計画が必要となってきます。

また、マンションリフォームでは、施工を依頼する業者選びも重要なポイントです。
腕のある施工業者を探すため、信頼できる不動産会社に相談することをおすすめします。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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