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マンションを持ち家にする場合のメリット・デメリットは?

家を購入する際には、「マンションか、一戸建てか」という選択肢が出てきます。この選択肢は多くの人が迷うところです。そこでこの記事では、マンションを持ち家にする場合を想定し、マンションを持ち家にするメリット・デメリットや、どんなマンションを選ぶべきなのかを解説していきます。
まずは、持ち家と賃貸どちらが良いのか、メリット・デメリットを比較して学びましょう。次に、マンションを持ち家にするメリット・デメリット、どんなマンションを選ぶべきかを解説。さらに、マンション購入時・購入後にかかる費用、マンション購入後に必要な引っ越し手続きについても説明していきます。

目次

持ち家と賃貸どちらが良い?メリット・デメリットを比較!

持ち家と賃貸、どちらが良いのか、それぞれのメリット・デメリットを比較して、検証してみましょう。
 

持ち家のメリット・デメリット

マンションや一戸建てを持ち家にした場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
■持ち家のメリット
・満足感を得られる
持ち家の最大のメリットは、「自分の家をもつことができる」ことでしょう。自分の家をもつことで、満足感を味わえ、社会的信用を得ることもできます。

・内装や設備などの自由度が高い
内装や設備などの自由度が高いのもメリットといえます。建具や内装材、キッチン、バスルームなどを数種類から選べますし、それらは賃貸物件にくらべてグレードが高めなことが多いです。また、自由設計の戸建てであれば、間取りを好きなように決めることができます。さらに自分の好きなタイミングでリノベーションやリフォームも可能です。

・老後の住居費の心配がない
持ち家のローンを払い終えれば、老後の住居費を心配する必要がありません。

・資産になる
持ち家は資産になります。将来的に配偶者や子孫に資産として遺すことができたり、資金が必要となった場合に売却することもできるのもメリットです。

■持ち家のデメリット
・簡単に住まいを変えられない
持ち家だと、簡単に住まいを変えることができないのがデメリットです。例えば、転勤や子供の進学、ご近所トラブルなどがあった場合に、家をもっていることがネックになることがあります。

・住居費を減らしにくい
持ち家を買うときには、多額のお金が必要となり、住宅ローンを長期間返済しつづけることになります。もし、収入が減ってしまった場合、住居費を減らしにくいこともあります。住居費が負担に感じることも少なくありません。

・税金がかかる
住宅を所有すると、固定資産税・都市計画税がかかります。これは、住宅を所有している限り払い続けなければなりません。住宅ローンを完済したとしても、負担となってしまうことがあります。

・修理・修繕は自分で行わなければならない
持ち家の設備や内外装のメンテナンスは、自分でしなければなりません。手配、費用も自分負担です。

以上のことから、持ち家に向いている人は、
・自分の買った家に長い間住みたい人
・自分好みの家に住み続けたい人
・ローンを払い続けられる安定した収入がある人
といえます。


賃貸のメリット・デメリット

それでは、賃貸で暮らすメリット・デメリットはどんなことがあるのでしょうか。解説していきましょう。

■賃貸のメリット
・気軽に住み替えできる
賃貸で暮らす場合、住み替えがしやすいのがメリットです。住んでいる場所に飽きたり、嫌になった場合や、転勤、お子さまの進学、ライフスタイルの変化に合わせて、住み替えが容易にできます。

・メンテナンスは大家さんや管理会社がやってくれる
もし、住んでいる賃貸物件の設備などに故障や老朽化などの不具合が出た場合には、大家さんや管理会社が修繕してくれます。また、災害で被災したときも、費用負担は不要です。

・住居費の負担が少ない
持ち家であれば、住宅ローンを組む必要がありますが、賃貸であれば、初期費用の敷金、礼金の負担、月々の家賃で済みます。収入に変化があった場合にも、相応の賃貸物件で暮らせばいいので、住居費をコントロールしやすいのもメリットです。

■賃貸のデメリット
・自分の思い通りの間取りや内装、設備にできない
賃貸物件は、あらかじめ間取りや内装、設備が決められています。よって、自分でそれらを決めたり、変更できないのはデメリットです。

・老後の資金不安
賃貸で一生暮らすとすると、毎月家賃を支払わなければなりません。また、香辛料もかかります。老後、年金だけになった場合、家賃が負担になることがあります。また、高齢になり、収入が年金のみになった場合には、賃貸契約に制限が出ることもあります。

これらのことから、賃貸に向いているのは、
・住まいを固定したくない人
・転勤や親の介護など、将来的に移動する可能性がある人
・老後を見据えて計画的に貯金ができる人
といえます。

マンションを持ち家にするメリット・デメリットとは

それでは、マンションを持ち家にするとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

マンションを持ち家にするメリット

・生活がしやすい
マンションのメリットは、生活がしやすいことにあります。多くの場合、マンションは駅から近かったり、商業施設やスーパーが近くにあったりと、立地の良い場所に建てられています。そのため、通勤や通学はもちろん、生活に必要なものが手に入れられやすいのが魅力です。
また、多くの場合、オートロックシステムや、管理人が常駐しているため、セキュリティ面も安心です。さらに、宅配ボックスや24時間ゴミ出しができるなどの共有設備が充実しているのも、マンションのメリット。共働きの夫婦にはうれしい設備といえます。

・資産としての流用性が高い
マンションを持ち家にする最大のメリットが、資産になることです。資産になることは、マンションに限った話ではありませんが、戸建てよりもマンションのほうが、老後のライフスタイルでも好まれる傾向にあるので、貸しやすく、売りやすいなどの資産としての流用性が高いです。マンションに住みたい人にとっても、投資先として考えている人にとっても需要があります。

・保温効果に優れ、害虫被害が少ない
マンションは、戸建てにくらべて機密性が高いため、保温効果に優れています。冬でも暖かいのはメリットいえるのではないでしょうか。また、マンションの階層が高い部屋であれば、虫などが外部から侵入することも少なく、害虫被害が少ないのもよい点です。
 

一戸建てと比較した場合のデメリット

それでは、マンションと一戸建てを比較した場合、マンションにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

・管理費・修繕積立金がかかる
マンションで暮らす以上、共有スペースは住んでいる人全員で維持・管理しなければなりません。そのため、管理費・修繕積立金の支払いが毎月発生します。管理費・修繕積立金は、住宅ローンを払い終えた後も支払わなければならないので、一戸建てと比べると、それらにお金がかかるのがデメリットです。

・暮らしが制限される
戸建てにくらべると、マンションでは自由に暮らせず、制限があるのがデメリットです。
マンションには、管理規約があります。たとえば、ペットを飼うことはNG、楽器演奏の可否、喫煙禁止などさまざまです。マンションで暮らす場合には、これらを守らなければならず、暮らしの自由度が低いといえます。

どんなマンションを選ぶべき?

マンションを購入する際にはどんなマンションを選べばよいのか、ポイントを紹介します。
 

特徴1:資産価値の下がらない物件

資産価値が下がらないマンションを選ぶのは第一条件です。というのも、将来的に住み替えが必要となった場合、資産価値が下がらないマンションを選んでおけば、「高く売れる」からです。また、資産価値と住宅ローンのバランスを保ち、残高のオーバーローン(ローンを完済できない状態)にならないためにも、資産価値の下がらない物件を選ぶことは重要といえます。
 

特徴2:利便性の良さ

資産価値を下げないマンションを選ぶ際には、利便性のよいマンションを選びましょう。利便性の良さには、
・駅やバス停などが近くにあり、交通の便がよいこと
・スーパーや病院、銀行、公園などが近くにあること
などがあります。交通の便がよいと、通勤や通学、お出かけがしやすいですし、生活する上で必要な施設が身近にあれば、暮らすさが格段に違います。
 

特徴3:環境の良さ

環境の良さも抑えておきたいポイントです。
・治安
・道路状況
・近隣住民の質
・景観がいい
・自然災害のリスクがないか(地震、洪水、浸水の危険性がないか)

などを事前に確認しておくと、安心して暮らせます。これらは、不動産会社に聞いてみたり、口コミ情報をチェックしたり、ハザードマップなどで確認するとよいでしょう。

マンション購入時にかかる費用

マンションを購入する際にかかる費用は、マンション購入代金だけではありません。購入代金以外の費用をチェックしましょう。

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監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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