ポラスの物件検索サイト ポラスの物件検索サイト

ポラスの仲介

マイホームの間取りの失敗例!成功の8つのポイントも紹介

マイホームの間取りにお悩みの方へ

  • 「マイホームの間取りで失敗したくない」という方は、この記事で失敗例をチェック
  • 多くの失敗事例を知ることで、世界にひとつの理想的な家づくりを学べます
  • 「ポラス」なら、マイホームの間取りに関する正解が見つかります
マイホームを作る場合、その間取りに頭を悩ませている方も少なくないはずです。家族が快適に過ごすためにも、家の間取りを失敗したくはありません。

そこで今回の記事では、マイホームづくりにおける間取りの失敗事例と対策方法を集めてみました。リビング、寝室、水回り、子供部屋、玄関など、間取りの失敗を避けるためにも、重要なポイントをご紹介します。
 

目次

リビングの間取りにおける失敗事例

ここからは、リビングの間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

LDKが広すぎて冷暖房が効きづらい

リビングが広すぎれば、冷暖房効率が悪くなる可能性があります。この場合、簡易的に仕切れるようなリビング設計や、シーリングファン・ローリングカーテンの設置などが効果的です。
 

吹き抜けで2階が狭くなった

広さを感じさせる吹き抜けなのですが、そのスペースだけ2階の床面積が狭くなります。室内に解放感が欲しい場合、吹き抜けよりも、空間を有効活用したリビング階段が最適です。

寝室の間取り失敗事例

ここからは、寝室の間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

寝室が狭い

ベッドや家具などを設置した際、想像以上に寝室が狭くなることがあります。対策としては、間取り図に寝具などを書き込み、事前に寝室のスペースを確認しましょう。
 

水回りを隣接したせいで音が気になる

キッチンやトイレなどが寝室の隣にあれば、その使用音が気になってしまいます。この場合、寝室と水回りを離れた位置に配置したり、寝室に防音素材を使えば、音の遮断が可能です。

キッチンの間取り失敗事例

ここからは、キッチンの間取りにおける失敗事例とその対策方法を見ていきましょう。
 

壁や仕切りがなく生活感が出てしまう

解放感のあるオープンキッチンは、生活感が丸見えになるデメリットがあります。対策としては、壁や仕切り、目隠しとなる設備機器などを設置するといった工夫が必要です。
 

作業がやりづらい

デザイン性を重視した結果、キッチンが使いづらくなることも珍しくありません。対策としては、何よりも家事動線や収納スペースを最優先に間取りを考えるようにしましょう。

玄関の間取り失敗事例

​ここからは、玄関の間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

外から丸見えの位置に玄関がある

玄関口から室内が丸見えになる間取りも失敗事例のひとつです。この場合、外からの視線を意識した壁や仕切り、家具の配置などを心がけることが対策になります。
 

玄関ポーチが狭い

玄関ポーチに十分な広さがなければ、出入りや収納に不便さを感じます。これを踏まえ、玄関ポーチには、家族が余裕を持って使える適度な空間を確保してください。

浴室の間取り失敗事例

ここからは、浴槽の間取りにおける失敗事例とその対策方法を見ていきましょう。
 

浴室の配置に問題があった

玄関脇やリビングの隣、道路側や2階などに浴室を配置することがあります。しかし、家族のプライバシーを考えた場合、動線や視線などを踏まえ、浴室の配置を検討することが重要です。
 

脱衣所と洗面所が同じ

脱衣所と洗面所が同じ場所にあれば、家族とはいえ、使いづらさを感じます。この場合、脱衣所と洗面所の配置を離したり、仕切りや鍵を設置するとよいでしょう。

トイレの間取り失敗事例

ここからは、トイレの間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

場所や数に問題がある

家族構成に対し、トイレの数や場所などに問題があると不便です。この場合、家族の生活動線やプライバシーを重視したトイレの配置が間取りの失敗を防ぐポイントになります。
 

音や臭いが気になる

トイレが玄関脇やリビングの隣にある場合、音や臭いが気になってしまいます。この点を踏まえ、トイレの配置はもちろん、防音・消臭といった機能性にも考慮が必要です。

電源や照明の間取り失敗事例

ここからは、電源や照明の間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

コンセントの数や位置に難がある

コンセントの数が少ない、取付位置が悪いと家具・家電の配置や家事などに不便が生じます。対策として、事前に家具・家電の配置を決め、効率的な間取りを考えることです。
 

照明やスイッチの位置が悪い

照明の場所、スイッチの取付位置や数に難があれば、毎日の暮らしに影響が出ます。この場合、生活範囲や動線、用途別を考慮した照明・スイッチの配置を心がけましょう。

階段の間取り失敗事例

ここからは、階段の間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

昇降時に危険がある

直線階段は、昇り降りの際に危険度が高くなります。この対策としては、滑り止めや手すりの設置、幼児がいる場合は、ベビーゲートを準備することです。
 

リビング階段は臭いや音が広がりやすい

解放感のあるリビング階段の問題点は、臭いや音などが広がることです。これを踏まえ、事前にキッチンの配置を考慮し、引戸などを設置すれば、臭いや音を遮断できます。

バルコニーの間取り失敗事例

ここからは、バルコニーの間取りにおける失敗事例とその対策方法を見ていきましょう。
 

スペースが狭く使いづらい

バルコニーが狭いため、家族全員の洗濯物が干せない、家具が配置できないなどの問題が生じます。必ず余裕のある奥行きや横幅を確保し、その間取りを決めてください。
 

水道の設置をしなかった

不要と思い、バルコニーに水道を設置しない場合があります。しかし、掃除や趣味、バーベキューなどに役立つ水道設備は、蛇口のみでも設置するべきです。

子供部屋の間取り失敗事例

ここからは、子供部屋の間取りにおける失敗事例とその対策方法をご紹介します。
 

収納スペースが狭い

クローゼットが狭いため、子供部屋を整理しきれないことがあります。対策としては、子供の成長を考慮し、あらかじめ収納スペースを大きめに設計しておくことです。
 

仕切りが薄いからプライバシーが侵害される

壁一枚の仕切りで兄弟の部屋を分けた場合、音漏れがネックになります。お互いのプライバシーを守るためにも、壁に防音素材を使用することや、クローゼットを壁側に配置するなどの配慮が必要です。

マイホームの間取りで失敗しないためのポイント

マイホームの間取りに失敗しないためには、どのような注意が必要なのでしょうか?ここでは、間取りを成功に導くポイントをご紹介します。
 

①生活スタイルを重視する

マイホームに住む人たちの生活スタイルにあわせ、間取りを考えましょう。家族の人数を踏まえた部屋数、家具家電の設置場所、家事に適した床面積など、実際の生活をイメージし、住みやすい間取りにすることが、何よりも重要なポイントです。
 

②目に見えない問題点を考慮する

間取りを考える際、目に見えない問題点を考慮することを忘れてはいけません。それが、室内の動線や視線、風や光、音などです。このポイントを意識しない家づくりをすれば、結果的に住みづらさや後悔を感じてしまうでしょう。
 

③建築士やメーカーの意見を参考にする

家づくりのプロである建築士やメーカーの意見を聞くことも、マイホームの間取りで失敗しないための重要なポイントです。高度な知識や過去の経験などに基づいた建築士やメーカーの指摘や提案は、必ず間取りを成功に導いてくれます。
 

④適切な収納スペースを確保する

マイホームの間取りでよくある失敗の1つとして、デザインやインテリア、エクステリアなどにこだわりすぎて、収納スペースのことを忘れているケースがあります。デザイン性にこだわりすぎて収納スペースが少なくなり、いざ住んでみると収納場所の少なさに困るケースは数多くあります。

また生活動線を意識せずに収納スペースを作ってしまい、家事や生活が不便になることもあります。
そのため、失敗しないためには現在の住まいにある物をどこに収納するのか、どの位置にあると使いやすいかを意識することが大切です。
例えば1階部分をメインに生活を過ごすのであれば、普段から使うものは1階の階段下やデッドスペースに収納しておくのが望ましいです。

他には重くて持ち運びが難しい物がある場合、2階の収納スペースに片付けるのは生活動線で考えても不便になります。
普段の生活をイメージしたうえで、適切な場所と収納量がある収納スペースを確保しましょう。
 

⑤将来を見据えた間取りを考える

マイホームの間取りを考えるとき、現在の状況だけでなく、将来の家族構成や生活も考慮したものにすることが重要です。
例えば現在は夫婦2人暮らしであっても、将来子供が増えることも考えて、子供部屋や収納スペースをいくつか用意しておくことは大切です。

また年を取ってからは段差の多い住居よりも、フラットな住居のほうが生活しやすいでしょう。段差が多いと思わぬところでつまづいたり、段差を踏み外して怪我を負ったりするリスクがあります。
マイホームの間取りでは、現在のことだけでなく、将来設計まで考慮すべきです。そして将来必要になりそうなものを洗い出し、実現が容易なものから優先して選択してください。
 

⑥光・音・風・熱を意識したデザインにする

日常生活においては光・音・風・熱などを、それほど意識せずに過ごしています。しかしマイホームに長年住むようになると、ちょっとした光の入り方や環境音、風通し、断熱性などが気になることがあります。
よくある失敗は、住宅が大きな道路に面しており、車の騒音やトラックの振動が住宅に響いてくるケースです。夜中や朝方などのゆっくり休みたい時間帯でも、車が通る度に目が覚めてしまえば快適な生活とはいえません。

他にも、強い西日が当たると住宅全体が暑くなってしまい、夏が近づくとクーラーなしでは生活できなくなるでしょう。
マイホームを建てる土地の特性まで意識して、遮光性・防音性・通風性・断熱性を考慮した設計にすべきです。
 

⑦スムーズな生活動線・家事動線の間取りにする

マイホームの間取りで失敗しないためには、スムーズな生活動線や家事動線の間取りにすることも欠かせません。生活動線の視点では、キッチン・浴室・洗面所・トイレなどの水回りは1箇所に集めるのが効果的です。

2階にトイレや洗面所を設置する場合も、1階の水回りと重なるような位置にするのがポイントです。水回りを1箇所に集めることで家事動線も効率化できるだけでなく、配水管と排水管も短くなるため、コスト削減効果があります。

また家事動線の視点からは、浴室と洗濯場、洗濯物を干すスペースが直線状にあるのが良い間取りです。洗濯をしたらそのまま外の物干しやバルコニーに持っていけると、家事の効率が大幅に向上するでしょう。
そして生活動線と家事動線の交差の少ない間取りにすると、家族同士も動きやすくなります。マイホームでは生活動線と家事動線の双方を意識し、効率が良い快適な生活を送りましょう。

失敗事例を参考にした理想的なマイホームづくりを!

マイホームの間取りを考える際に最も重要なことは、そこで暮らす家族の要望を把握することです。
また、実際の生活動線や各設備の設置場所、十分なスペースの確保なども見逃がせないポイントになってきます。

今回ご紹介した失敗事例や対策方法を参考にし、設計士やメーカーとともに、理想的なマイホームを作り上げていきましょう。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

売却をご検討の方へ