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いい土地を購入したい!探し方のポイントや注意点をご紹介!

せっかくマイホームを建てるのであれば、予算内で少しでも条件のいい土地を選びたいものです。マイホームを建てる土地は不動産業者に探してもらうこともできますが、選択肢を増やすにはそれだけでは不十分です。 では、自分に適した土地は、どのようにして探せばよいのでしょうか。
この記事では、家を建てる際の土地選びについて、探し方や注意点を紹介していきます。 マイホームの建設を予定している方、土地を探したい方は参考にしてください。

目次

希望の土地の条件は

マイホームを建てるにあたり、いい土地を確保するのは非常に重要です。土地によって建てられる家の広さや形状も変わりますし、住み心地に直結するといっても過言ではありません。

ところで、皆さんにとって「いい土地」とはどのような土地でしょうか。というのも、人によって土地に求めるものは変わるため「いい土地」の定義は住人によって異なるのです。そのためマイホームの土地選びでは、最初に自分にとっての「いい土地」の条件を洗い出す必要があります。 いきなり土地に求めるもの、と言われても困ってしまうかもしれません。例を挙げると、住宅用地に求める条件としては以下のようなものがあります。

・面積のわりに価格が安い
・犯罪が少なく子供を安心して育てられる
・駅や公共施設へのアクセスがいい
・自然災害に強い立地にある
・大きな道路にアクセスしやすく車の出入りが楽
・日当たりがいい

まずは、自分が家を建てたあとの生活をイメージし、どんな点を優先したいかを考えて、条件を洗い出してみてください。予算の都合もありますので、条件に優先順位をつけておくと実際に土地を検討する際にスムーズに決められます。

土地の探し方

実際に土地を探す際は、どこで見つければよいのでしょうか。土地を見つけるための方法4点と、それぞれのメリットを紹介します。
 

ネットで探す

インターネットを利用して、販売中の土地をチェックしてみましょう。不動産業者の販売サイトが多くあり、土地だけで売られている物件も多く掲載されています。 不動産情報サイトのメリットは、価格や条件に応じて絞り込みがしやすいことです。希望にあった土地が手軽に見つかります。また、複数の土地を一覧で表示できるため、比較検討しやすいのも嬉しい点です。 一方、サイトに掲載されている情報しか確認できないため、周辺環境や土地の状態が分かりにくいのが難点です。

一度にたくさんの土地を比較できる一方、掲載されている情報だけで物件を決定してしまうのは早計だといえるでしょう。あくまで候補の絞り込み程度に利用し、即決してしまわないよう気をつけてください。


⇒土地情報を確認してみる

 

不動産屋で相談する

土地の仲介をおこなっている不動産業者に相談してみるのも一つの方法です。土地を商品として取り扱っている性質上、物件に関する情報を豊富に持っており、希望に応じた土地をリストアップしてくれます。

仲介業者は土地のプロなので、頼めば土地に欠陥がないかなど重要事項の説明はしてくれます。しかし「災害の被害を受けやすい土地である」「地盤がゆるくすぐには住宅地として使えない」など、隠れた問題までは把握していないこともあるのです。 また、仲介業者にすすめられる土地は、必ずしも買主に適した土地とは限りません。というのも、仲介業者がどの土地をすすめるかには、少なからず「売主の意向」「営業マンの売上成績」といった要素が絡んでくるからです。 仲介業者は土地が売れなければ利益になりませんので「売主に早く売るよう催促されている土地」や「売上に大きく貢献してくれる土地」をすすめてくる可能性もあります。 不動産業者への相談も、土地の候補を増やすうえでは有用ですが、すすめられる物件を鵜呑みにしないほうが無難です。

ポラスであれば土地と建物一体でご紹介も可能です。

 

自分の足で希望エリアを見る

希望のエリアが決まっているのであれば、実際に足を運んで土地を探してみるのも良い方法です。希望先エリアを自分の目で見るのは、周辺状況の確認になります。 また、インターネットに公開されていない売地や空地は意外に多く、掘り出し物が見つかることもあります。
土地に「売地」の看板が出ている場合、土地の持ち主や仲介している不動産業者の連絡先が記載されていますので、気になる場合は一度話を聞いてみてもよいでしょう。 空地や空き家で特に看板が立っていない物件でも、持ち主が「放置している土地だが売れるなら売りたい」と考えている場合があるので、連絡をとれれば安く売ってくれることもあります。 空地の持ち主を調べるには、仲介を依頼したい不動産業者に相談してみるのがおすすめです。法務局に行って自分で調査することもできますが、手続きが少々煩雑なのでまずは業者に連絡をとってみてください。

 

ハウスメーカーで相談する

購入した土地に新たに家を建てるのであれば、ハウスメーカーや工務店に相談するという手もあります。土地の目星をつけてからハウスメーカーに行く方が多いですが、実は土地探しを依頼することもできるからです。
ハウスメーカーに土地探しを依頼すると、自分で探すよりも土地の選択肢が多くなります。払下げ予定の国有地(入札で個人や企業に売り出される国の土地)やこれから更地にする予定の土地など、一般には出回っていない土地も候補に入れてくれます。

ハウスメーカーに土地選びを相談するメリットは、家に合わせた土地を見つけてくれることです。家を建てられるかどうかを基準に土地を選ぶため「選んだ土地では希望の家が建てられない」という事態を回避できます。 また、土地と家の予算をまとめて計算できるのも大きな利点です。「家と土地合わせて〇万円までで」と頼むことができるので、予算をオーバーしにくくなります。 新しく家を建てることが決定事項であれば、ハウスメーカーに土地探しから相談してみてもよいでしょう。

⇒ポラスで相談してみる。

土地を探す時の注意点

実際に土地探しを始める際は、いくつかおさえておきたいポイントがあります。土地探しの注意点を2点見ていきましょう。


土地の相場の調べ方

土地を選ぶエリアが決まっているのであれば、土地の相場を調べておきましょう。土地の価格はエリアによって違うため、相場によっては予算でどの程度の広さの土地が買えるか異なるからです。 土地の相場はインターネットで調べることができます。代表的なのは、不動産情報サイトで売り出されている土地を確認する方法です。

似た条件の土地から、だいたいの坪単価を算定できます。 また、国土交通省が公開している土地総合情報システムも利用できます。過去の不動産取引データを一般公開しており、どんな取引がおこなわれたかの履歴や、公示価格(国が評価した土地の価格)を閲覧することができます。 市区町村単位での絞り込み検索が可能なので、近隣の土地や似た条件の土地の相場を調べることも可能です。ぜひ参考にしてください。


現地でチェックするべきポイント

現地の見学は、不動産広告などからは分からない情報を得るチャンスです。購入の可否を判断するために、いくつか注意して見ておきたいポイントがあります。たとえば、以下のような点は必ず確認しておきましょう。

・道に十分な幅があり建築用の車両が入れるか
・幅4m以上の土地に2m以上接道しているか(接道義務を果たしているか)
・近隣の家と密接しているなど不安な点はないか
・騒音や日当たりなど住み心地は良さそうか
・周囲との高低差はないか(低地にあり雨水が流れ込んでこないか)
・水場や山のふもとなど地盤のゆるい立地ではないか

現地に向かう際は、チェックしたいポイントをあらかじめメモしておくことがおすすめです。確認内容を書き込み、あとで検討する際に思い出せるようにしておきましょう。スマホなどで写真も撮影しておくとより確実です。

土地探しと施工会社探しはどちらが先?

そもそも、理想的なマイホームを建築したいとき、土地探しと施工会社探しのどちらを優先するべきなのでしょうか?ここでは、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
 

土地探しを先行する場合

土地探しを先行する場合、土地探しや住宅の設計などに納得いくまで時間をかけられることが最大のメリットです。しかし、理想の土地が見つかり、施工会社を慌てて探すことも珍しくありません。

建物と同様に土地も銀行などから住宅ローンの融資を受ける場合、一般的に建物の完成までに「つなぎ融資」を受けます。つなぎ融資とは、建物が完成し、住宅ローンが始まるまでの期間は、つなぎ融資会社に利息・手数料だけを支払い、物件を引き渡す際に住宅ローンから、その融資額を清算するというシステムです。

ただし、住宅ローンと比較した場合、つなぎ融資の金利相場は、約2~4%と割高に設定されています。つなぎ融資の期間を短くするためには、施工会社を早く探さなければなりません。土地を見つけてから、施工会社を決めるまでの猶予は、約1ヶ月です。その期間で見つからない場合、土地の契約解除、さらに手付金が違約金として没収されることもあります。このことから、好条件の土地を見つけたにも関わらず、施工会社選びを焦ってしまい、住宅建築に後悔や失敗するケースもあるようです。
 

施工会社探しを先行する場合

施工会社探しを先行する場合、どのようなメリットがあるのでしょう。事前に施工会社が決まっていれば、好条件の土地が見つかり次第、住宅建築がスムーズに着工されます。

また、土地を探すとき、施工会社の設計担当者に購入を検討している土地を見てもらい、いろいろなアドバイスを受けられることも、施工会社探しを先行する大きなメリットです。あらかじめ施工会社に相談できるため、プロ目線で考えられるリスクを回避できるうえ、理想的な土地の購入や住宅の建築が実現可能となります。

ただし、施工会社探しにもマナーが必要です。施工会社を選ぶため、住宅展示場へ足を運んだ際、数多くのハウスメーカーから「土地も一緒に探します」と声をかけられます。その中の、いずれかの企業に土地探しを依頼することもあるでしょう。そして、好条件の土地を見つけてくれた企業に住宅の建築を依頼するケースが一般的です。

土地への希望を洗い出してから、具体的に検討しよう

いい土地を購入するには、まずは自分にとっての「いい土地」を定めるところから始めましょう。自分の要求を満たしているかどうか判断できるので、比較検討の際に迷わずに済みます。
土地を探す窓口はいくつか種類があるため、自分に適したものを選んでみてください。希望エリアが決まっているのであれば、周辺状況の確認も兼ねて現地で売地を探すのもおすすめです。

土地探しで迷った際は、ぜひ今回の記事を見返してみてください。土地探しのヒントを多く盛り込んでいますので、きっと役に立ちますよ。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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