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在宅ワークの実施場所って?
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、在宅勤務(在宅ワーク)になったという方は多いかと思います。
株式会社リクルート住まいカンパニー調べによると、リビングダイニング(ダイニングテーブル)で実施する在宅ワーカー(テレワーカー)が全体で55%と最も多く、家族構成比では6歳以下の子どもと同居する既婚者が71%と最も割合が多くなっています。
子どもの声が聞こえないように「家族の不在日を選んで在宅勤務(在宅ワーク)をしている」など勤務日時なども工夫もしている方もいらっしゃるようです。
在宅ワークで自宅の環境整備意向
在宅ワーク(テレワーク)に対する自宅の環境整備意向を調査したところ、「仕事用の部屋を作りたい」や「仕事用のデスク・椅子を設置したい」が1位・2位となりました。個室を作りたい意向が前回よりも増えているようです。
在宅ワーク(テレワーク)実施にあたり環境整備した(整備したい)内容についても確認したところ、モニターなどが多く上がっており、仕事の効率化を考えている方が多いことがわかりました。(※ポラス調べ)
おすすめの在宅リフォーム①:ウォークインクローゼットをワークスペース化
ここからは在宅ワークを快適にするためのおすすめのリフォームをご紹介していきます。
ウォークインクローゼットの一部にワークスペースを設置したプラン
このリフォームにオススメの方は…・在宅ワークの頻度が高くない方やリビングスペースを削りたくない方
・ワークスペースにあまりスペースは取れないが、家族とは離れた場所で集中したい方
このリフォームはウォークインクローゼット内を一部ワークスペースとして活用したプランです。通常は窓がないことが多いウォークインクロゼットなので、閉塞感が出ないようにするために採光の取れる室内窓を採用しているところがポイントです。
この間取りの場合、構造上リビングダイニングと廊下を挟む壁は撤去ができなかったので、逆にその構造を活かしてリビングダイニング&子供部屋の空間と主寝室&ワークスペースの空間を分け、プライバシーや在宅ワークのしやすさに配慮しました。
おすすめの在宅リフォーム②:趣味も楽しめる洋室を土間&ワークスぺースに
洋室を玄関土間へ拡張!趣味のスペース&ワークスペースプラン
このプランは洋室を一部玄関土間スペースとしてリフォームした事例です。土足でも利用可能なように床材には磁気タイルを採用しています。 壁二面にはブルックリンタイルを貼り、ビンテージ感の高い雰囲気に仕上げました。 ロードバイクなどの趣味に、仕事にと汎用性の高いスペースになっています。 気分転換に外の空気を吸いに出るのも簡単。また靴を履く事でオンオフの切り替えもしやすくなります。
おすすめの在宅リフォーム③:リビングに完全個室ワークスペースを設置
採光が取れるよう上部に室内窓を設置した、完全個室タイプのワークスペースプラン
このリフォームにオススメの方は…
・仕事で電話やオンライン会議が多いという方
・集中して仕事をしたい方
このプランは、作業に集中できるようLDKには隣接せず、廊下からの出入りとすることでLDKからの音等は入りにくい完全個室タイプの配置。家族の目線を気にすることなく、仕事に集中できるプランです。リビングにいる家族も、仕事中だからと気を遣わず生活できるのも魅力。
このプランは、ワークスペースを設けたことにより収納量が減ってしまう為、畳コーナー下部は引き出し収納としているのもポイントになります。
在宅ワークの環境整備は一度ご相談を!
いかがでしたでしょうか?在宅ワークが定着するなか、自宅での仕事は家族の存在もあるためやりづらさを感じている方もいらっしゃるかと思います。自宅で在宅ワーク環境を整備することで、仕事に集中できる環境が実現可能です。
今回のプランは一例でしたが、現在のおうちに合わせてプランニングも可能です。無料で相談できるので、オンラインや来店などご都合に合わせた方法で相談してみてはいかがでしょうか?
監修者
大沼 春香(おおぬま はるか)
宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい」
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。
最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。