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「新築物件」と「中古物件」どちらを選ぶべき?中古物件のメリット・デメリットとは?

マイホームの購入と言っても、人によってこだわりや条件は違ってきます。 自分にあった条件のマイホームを購入するには「新築物件」と「中古物件」どちらが良いのか迷います。
そこでこの記事では、「中古物件」のメリットとデメリットをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

目次

中古物件のメリット

(1)価格が割安

中古物件のメリットとしては、やはり新築物件と比較して価格が割安であることが挙げられます。
 

(2)物件数が多く選択肢が豊富

新築物件と比較して物件数が多く選択肢が豊富です。立地条件がよい所にはすでに多くの家が建てられており、新築物件を建てられる土地は余っていません。
必然的に好立地には中古物件が多くなります。住みたい地域が決まっている場合、立地を優先させる人にとっては大きなメリットです。
 

(3)実際の状況が確認できる

新築と違って内覧して実際の物件を確認できるため、実際に住むイメージを持つことができます。
内装、外装だけでなく、管理状況やコミュニティなどの生活環境もチェックできるため、安心して住むことができます。
 

(4)資産価値

物件の資産価値は、立地条件や専有面積、築年数などによって決まります。そうすると築年数が経っていない新築の方が資産価値は高いと思われるかもしれませんが、新築物件は購入した段階で価値が2~3割下がると言われています。
中古物件の場合は、築25年前後で底値を迎えるため、購入額と売却額の差が小さくなる可能性もあります。

中古物件のデメリット

(1)住宅ローン控除が適応されない、もしくは控除額少なめ

住宅ローン控除の適応には、

・ローンの返済期間10年間以上
・床面積の合計が50㎡(平方メートル)以上
・新耐震基準に適合している住宅であること(登記簿上の建築日付が1982年(S57)年1月1日以降の家屋)


という条件があるため、登記簿上の建築日付が1982年(S57)年1月1日以前の家屋だと控除が受けられない可能性が出てきます。
また、個人売主からの購入の場合は、消費税が非課税になる代わりに、控除額が半額になってしまいます。
 

(2)修繕コストが高くなる可能性がある

中古物件は築年数や管理状態によって老朽化が著しい場合もあり、新築と比較して修繕・メンテンナスにかかるコストが高くなります。中古マンションの場合、管理費・修繕積立金は築年数が経つほど高くなる傾向にあります。
 

(3)設備が古い

設備の古さもデメリットの一つです。お風呂、トイレ、キッチンなどの水回りは傷みやすく、状態によってはリフォームを検討したほうが良い場合もあります。
築年数と設備の使用年数が異なるケースもありますので、しっかりチェックしておきたいポイントです。

中古物件を購入してリフォーム、リノベーションをする

最近は中古マンションを購入し、リフォーム、リノベーションすることでリーズナブルに理想の住まいを実現する方も増えています。
もちろんリフォーム、リノベーションも建物の状況や施工内容によってかかる費用が変わるので、単純に比較できるものではありませんが、物件は築年数が経てば経つほど価値が下がるため、物件の購入費用にリフォーム・リノベーション費用を足しても新築より安くなるケースもあります。

それによって設備の古さや修繕コストなどの中古物件のデメリットをうまくケアすることができます。

まとめ

中古にもそれぞれメリット、デメリットがあります。
住みたいエリアが決まっている場合や、少しでも安くマイホームを手に入れたい場合は中古物件がおすすめです。

監修者

コラム監修者 大沼
大沼 春香(おおぬま はるか)

宅地建物取引士
埼玉県・千葉県・東京都一部に拠点を置く
不動産売買仲介会社に15年以上従事。
自身も不動産購入を経験し「初心者にもわかりやすい
実態に基づいたパンフレット・資料に定評がある。

最近はWEBや自社セミナーなどでの情報発信も行っている。

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